小さな幸せの種。。

ずいぶん前になります。

めったに、言わないだんな様が

私の一言で気持ちを抑えられなくなったんだと思います。

「感謝の気持ちが足りない。人のせいにして、本当は自分がやりたいんでしょ!」
「自分がやりたいなら、やりたいといったらいいじゃん!」と

その時は、もちろん私は反論しました。

「人に手伝ってといわれたら、それに答えたいじゃん。そう思うのが自然な気持ちでしょ。」
「夫として、父として、協力するのは当然だと思うけど・・・。」

主人は、それ以上言うのをやめた。

なぜやめたかは、その時はわからなかった。

(あっ。また黙った・・・。)と私は思った。

でも、今思うと、その時の私には、いくら言ってもわからないだろうと、主人は諦めたんだと思う。


そんなちょっとした、我が家では珍しい言い争いをしたことを思い出しました。。


思い出したら泣けてきた。

泣けてきて、感謝の気持ちでいっぱいになった。

そうだよ。私はいつも人のせいにしていた。

本当は、私がそこに携わりたいし、やりたい。

だけど、人のお手伝いと言った方が手前がいい。

そうして、いろんなことを今までやってきた。

そして、その都度主人は、黙って認めてくれた。

彼は、言葉や態度ではあまり示さないけれど

いつも、私の夢の実現をサポートしてくれている。

それは、私のやりたいという気持ち、叶えたいという思いを認めて尊重してくれること。

それが、彼の本当の優しさ。

そして、それが彼の本当の家族への愛の表現だと思う。

そう思ったら、胸がいっぱいになった。

私は、今家族に支えられ、友人に支えられ、たくさんの人に支えられ

自分の夢を叶えている。

あたたかい家族に囲まれて、自分のやりたいことを全うしている。

それがわかったら、もう十分。

もう少し、家族との時間を大切に持ちたいと思う。

そして、主人のように感謝の気持ちを持ち続けられる人でいたいなぁ。

ささいなところに、小さな幸せの種はたくさん転がっている。

それを一つ一つ、見つけては、大事に大事に育てて花を咲かせていこう。

まずは、足元から、見つけていこう。。


  

2009年11月09日 Posted by pepe* at 14:15Comments(6)大切なもの